iPhoneの進化が止まらない昨今ですが、最近のスマーフォンの傾向として、基本的な性能の向上とカメラ性能の向上にフォーカスがあてられている気がします。
確かに注目に値する項目ではあるのですが、iPhoneの進化はそれだけではありません。今回はそんなiPhoneの進化したいろいろについて解説していきます。
先に結論を記載しておくと、iPhone16シリーズは過去最強の強度と性能です!
目次
1,耐久性
・防水防塵
・ガラス品質
・衝撃耐性
2,サイズ
3,カラー
4,フレーム素材
まとめ
1,耐久性
最近のiPhoneは防水防塵含め耐久性に優れた構造をしています。ただし、それらもある程度の過程を経て今の性能になっているので今までの機種と比較してどれだけ耐久性が優れたものになったのか見ていきたいと思います。
・防水防塵
iPhoneの防水機能は実はiPhone6sから搭載されていました。公式での発表はありませんでしたが防滴、防塵の機能を果たしているパッキンはこのころより端末に貼られていました。
それ以降徐々に保護等級が向上していき、iPhone12以降の機種は等級の最大値IP68となっています。
過去の機種の保護等級を下のグラフにまとめました。
等級 | 防水、防塵性能 | 機種 |
---|---|---|
IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級に適合 |
水深 6 m まで、最長 30 分間、 防水機能を維持 |
iPhone12~16ProMax |
IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級に適合 |
水深 4 m まで、最長 30 分間、 防水機能を維持 |
iPhone 11Pro&ProMax |
IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級に適合 |
水深 2 m まで、最長 30 分間、 防水機能を維持 |
iPhone 11、iPhone XS&XSMax |
IEC 規格 60529 に基づく IP67 等級に適合 |
水深 1 m まで、最長 30 分間、 防水機能を維持 |
iPhone SE (第2&3世代) iPhone X&XR iPhone 8&8Plus iPhone 7&7Plus |
※そもそもIP○○とは…
○○のところに数字がはいりますが、左側が防塵の等級数が入り、0~6もしくはXで表記されます。
右側には防水の等級数が入り、0~8もしくはXで表記されます。もちろん数字が大きいほうが防塵防水機能の性能がいいといえます。
・ガラス品質
実はiPhoneに限らずスマートフォン各種に使用されているガラス部分も日々進化しています。こちらもグラフ化しましたのでご確認ください。
硝子技術 | 構造 | 機種 |
---|---|---|
Ceramic Shield | ナノセラミック昌体を含むガラス構造 | iPhone 12以降 |
二重イオン交換プロセス | ナトリウムイオンをガラスの深層でリチウムイオンと交換する最初の イオン交換ステップによりガラスが強化される |
iPhone 11シリーズ |
Ceramic Shield(セラミックシールド)については従来のガラスよりも4倍の強度になっているようです。
特にiPhone11までは2.5Dと呼ばれる若干エッジがかったガラスが使用されており、
落下時の衝撃に弱い傾向にありました。
しかし、iPhone12以降はフレームとフラットになるような構造をしているためより割れにくくなっています。
勿論iPhone16シリーズもセラミックシールド採用されています!
・衝撃耐性
「大丈夫、iPhoneなら」とiPhoneの耐衝撃性を謳ったCMが一世を風靡しましたが、その名声に恥じないほどiPhoneの強度は上がっています。後述するフレーム素材と深いかかわりがあるので詳細はそちらで記載したいと思います。
2,サイズ
もうまもなく発売されるiPhone16はiPhone15と比較しても若干サイズがアップすることがわかっています。
日本人の手は諸外国の方々と比べても小さい傾向にあるため、ProやProMaxなどの大型のスマホは扱いにくさを感じるかもしれません。
ただ、昨今のスマートフォンは大型化が止まらないのでサイズに関しては慣れていく他ないのかもしれません。
サイズも気にする!という方のために過去のiPhoneのサイズ表を作成しました。ご確認ください。
機種名 | 縦x横x厚さ | 重量 |
iPhone16Promax | 163.0 mm × 77.6 mm × 8.25 mm | 227 g |
iPhone16Pro | 149.6 mm × 71.5 mm × 8.25 mm | 199 g |
iPhone16Plus | 160.9 mm × 77.8 mm × 7.80 mm | 199 g |
iPhone16 | 147.6 mm × 71.6 mm × 7.80 mm | 170 g |
iPhone15Promax | 159.9 mm × 76.7 mm × 8.25 mm | 221 g |
iPhone15Pro | 146.6 mm × 70.6 mm × 8.25 mm | 187 g |
iPhone15Plus | 160.8 mm × 77.8 mm × 7.8 mm | 201 g |
iPhone15 | 146.7 mm × 71.5 mm × 7.8 mm | 171 g |
iPhone14Promax | 160.7 mm × 77.6 mm × 7.85 mm | 240 g |
iPhone14Pro | 147.5 mm × 71.5 mm × 7.85 mm | 206 g |
iPhone14Plus | 160.8 mm × 78.1 mm × 7.8 mm | 203 g |
iPhone14 | 146.7 mm × 71.5 mm × 7.8 mm | 172 g |
iPhone13Promax | 160.8 mm × 78.1 mm × 7.65 mm | 238 g |
iPhone13Pro | 146.7 mm × 71.5 mm × 7.65 mm | 203 g |
iPhone13mini | 131.5 mm × 64.2 mm × 7.65 mm | 140 g |
iPhone13 | 146.7 mm × 71.5 mm × 7.65 mm | 174 g |
iPhone12Promax | 160.8 mm × 78.1 mm × 7.4 mm | 228 g |
iPhone12Pro | 146.7 mm × 71.5 mm × 7.4 mm | 187 g |
iPhone12mini | 131.5 mm × 64.2 mm × 7.4 mm | 135 g |
iPhone12 | 146.7 mm × 71.5 mm × 7.4 mm | 162 g |
iPhone11ProMax | 158.0 mm × 77.8 mm × 8.1 mm | 226 g |
iPhone11Pro | 144.0 mm × 71.4 mm × 8.1 mm | 188 g |
iPhone11 | 150.9 mm × 75.7 mm × 8.3 mm | 194 g |
iPhoneXR | 150.9 mm × 75.7 mm × 8.3 mm | 194 g |
iPhoneXsMax | 157.5 mm × 77.4 mm × 7.7 mm | 208 g |
iPhoneXs | 143.6 mm × 70.9 mm × 7.7 mm | 177 g |
iPhoneX | 143.6 mm × 70.9 mm × 7.7 mm | 174 g |
iPhoneSE3 | 138.4 mm × 67.3 mm × 7.3 mm | 144 g |
このグラフを見ると気づくのですが、iPhone16シリーズは無印、Plus系、Pro系と分けて考えるとそれぞれ過去最大サイズであることが分かります。
iPhoneSE初代の大きさが使いやすい、はたまたSE3のサイズが使いやすいという声が多い中、総合的なサイズアップは懸念材料であるといえます。
3,カラー
iPhoneは性能や強度だけにこだわっているわけではありません。最近は様々な新色も出ており、選択の幅がぐっと広がっている印象を受けます。
機種によってある色ない色があるためこちらもリスト化しました。似ている色もありますが実際に比べてみると若干違うようです。
機種 | カラー展開 |
iPhoneX |
スペースグレイ |
iPhoneXs&XsMax |
スペースグレイ |
iPhoneXR |
ブラック |
iPhone11 |
パープル |
iPhone11Pro&ProMax |
スペースグレイ |
iPhone12&12mini |
ブラック |
iPhone12Pro&ProMax |
グラファイト |
iPhone13&13mini |
(PRODUCT)RED |
iPhone13Pro&ProMax | グラファイト シルバー ゴールド シエラブルー アルパイングリーン(2022年春に追加) |
iPhone14&14Plus | ミッドナイト スターライト ブルー パープル (PRODUCT)RED イエロー(2023年春に追加) |
iPhone14Pro&ProMax | スペースブラック シルバー ゴールド ディープパープル |
iPhone15&15Plus | ブラック ブルー グリーン イエロー ピンク |
iPhone15Pro&ProMax | ブラックチタニウム ホワイトチタニウム ブルーチタニウム ナチュラルチタニウム |
iPhone16&16Plus | ウルトラマリン ティール ピンク ホワイト ブラック |
iPhone16Pro&ProMax | ブラックチタニウム ホワイトチタニウム デザートチタニウム ナチュラルチタニウム |
※豆知識…(PRODUCT)REDはAppleなどのグローバル消費財メーカーが慈善団体とパートナーシップを組んで開発・販売する赤色の製品のことで、その売り上げの一部を寄付する仕組みです
4,フレーム素材
これに関しては賛否両論ですが、フレームの素材も機種によって進化、変化を遂げています。
個人的にはテッカテカのステンレスフレームは傷がつきやすくてあまり好きではありませんが、最近のチタニウムのような重厚感のある金属は傷も目立ちにくく高級感もあって好きです。
フレームに関してもグラフにまとめたのでご覧ください。
フレーム素材 | 採用機種 |
ステンレススチール | iPhoneX&Xs&XsMax iPhone11Pro&ProMax iPhone12Pro&ProMax iPhone13Pro&ProMax iPhone14Pro&ProMax |
アルミニウム | iPhoneXR iPhone11 iPhone12&12mini iPhone13&13mini iPhone14&14Plus iPhone15&15Plus iPhone16&16Plus |
チタニウム | iPhone15Pro&ProMax iPhone16Pro&ProMax |
ステンレススチール…耐久性が高く、光沢のある高級感のある仕上がり
アルミニウム…軽量で堅牢
チタニウム…軽量で強度があり、マットな仕上がり
5,まとめ
今回は普段比較的触れられることの少ない部分の解説でしたがいかがだったでしょうか?
少しでもiPhoneを決める際のきっかけになると幸いです。
実はiPhone16シリーズはサイズが大きいこと以外はセラミックシールド採用、IP68、アルミニウムorチタニウム採用、最新チップ採用、カメラコントロール新搭載、AI搭載等々…これまでのiPhoneの集大成ともいえるほど高度な機能が勢ぞろいです。サイズだけ目を瞑ることができれば充分買いといえる機種だと思います!
店舗名 | スマホクリニック小田原店 |
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電話番号 | ☎︎046-520-5388 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
店舗住所 | 〒220-0004 神奈川県小田原市栄町 1丁目1-1 ラスカ小田原2F |
公式ホームページ | https://smaphoclinic.co.jp/odawara/ |