パワーアップした【AirPodsPro2】は【AirPodsPro】と比べて何が変わった??
こんにちは!スマホクリニック立川店です!
今回お届けする情報は今注目を集めている最新の「Air Pods Pro2」についてです!
「Air Pods Pro」(初代)の発売は2019年に発売されました。
機関としてはおよそ3年振りです。パワーアップして戻ってきたのです!
AirPodsPro初代が発売されてから毎年のように、AirPodsPro2発売か?というようなリーク情報が流れていましたが、
数年間、結局発売される事はなく、3年の時を経てやっとAirPodsPro2が発売されました!
AirPodsProユーザーにとっては待ちに待った発売だったのではないでしょうか?
私もその1人です笑
今回はこのAirPodsPro2はAirPodsPro(初代)と比べて一体どこがパワーアップしたのか解説したいと思います!
AirPodsPro2とAirPodsPro(初代)を比較!
3年も待たせたAirPodsPro2はAirPodsPro(初代)と比較した時にどこがパワーアップしたのでしょうか?
比較しやすいようにAirPodsPro2とAirPodsProの比較表を作ってみました。
まずは下記の表を見比べてみて、大きさや性能がどのように変わったのか見てください。
AirPodsPro2 | AirPodsPro(初代) | |
---|---|---|
価格 |
2022/09/23の価格 ¥39,800(税込) |
2019/10/30の価格 ¥30,580(税込) 2022/07/01の価格 ¥38,800(税込) |
サイズ |
30.9 x 21.8 x 24.0 mm | 30.9 x 21.8 x 24.0 mm |
重さ |
5.3 g | 5.4 g |
チップ |
H2ヘッドフォンチップ | H1ヘッドフォンチップ |
Bluetooth |
5.3 | 5.0 |
電池持ち |
・音楽の連続再生: 最大6時間 ・連続通話: 最大4.5時間 ・充電ケースとの併用: 最大30時間の再生時間 |
・音楽の連続再生: 最大5時間 ・連続通話: 最大3.5時間 。充電ケースとの併用: 24時間以上の再生時間 |
防水/ 耐水 |
本体:IPX4 ケース:IPX4 |
本体:IPX4 ケース:なし |
音楽 |
・アクティブノイズキャンセリング(約2倍) ・適応型環境音除去 ・アダプティブイコライゼーション ・ハイダイナミックレンジアンプ ・パーソナライズされた空間オーディオ ・ダイナミックヘッドトラッキング |
・アクティブノイズキャンセリング
・外部音取り込みモード ・アダプティブイコライゼーション ・ハイダイナミックレンジアンプ ・パーソナライズされた空間オーディオ ・ダイナミックヘッドトラッキング |
センサー |
・肌検出センサー ・動きを感知する加速度センサー ・音声を感知する加速度センサー ・タッチコントロール |
・デュアル光学センサー ・動きを感知する加速度センサー ・音声を感知する加速度センサー ・感圧センサー |
イヤーチップ |
L,M,S,XS | L,M,S |
・価格を比較
AirPodsPro2のAppleStore販売価格は39,800円に対してAirPods(初代)の販売当初の価格は30,580円です。
しかしAirPodsPro(初代)の価格は2022年7月1日に行われたApple製品の値上げによって値上げされています。
値上げされてからのAirPodsPro(初代)の価格は38,800円です。
値上げされた後の価格で比較すれば1,000円の差額でそんなものかと感じますが、発売当初の値上げ前の価格で比較すると実に約9,000円ほど値上がりしていることになります。
これだけで考えるとAirPodsPro2は高額なイヤホンだと言えるでしょう。
個人的にはこの価格帯なのであればAirPodsPro(初代)を持っている方は無理に買い替える必要がないのではないか?と感じます。
・サイズと重さを比較
サイズに関しては、AirPodsPro(初代)とAirPodsPro2の大きさは変わりません。
しかしデザインが多少改良されたためなのか、AirPodsPro2の本体の方はAirPodsPro(初代)と比べて0.1gだけ軽量化されています。
また、イヤホン本体のフィット感や使用感も大きく変わりません。
ただ今回のAirPodsPro2では付属品のイヤーチップのサイズにXSサイズが追加されました。
前作のAirPodsPro(初代)ではL,M,Sの3種類しかなかったため、Sサイズでも大きいと感じる一部のユーザーからは不満の声が上がっていましたので、一部のユーザーからは熱い支持を得られそうです。
充電ケースの方は防水に対応しました。
※水没から守るものではなく、雨の水滴や汗、軽くこぼした飲み物程度の水分の侵入を防ぐレベルの防水となります。
・充電持ちを比較
充電の持ちについては、AirPodsPro2はイヤホン本体、充電ケース共によくなっています。
音楽の連続再生時間は5時間から6時間に、マイクを使用した通話時間は3.5時間から4.5時間に延びており、それぞれ約1時間ほど充電持ちが良くなっています。
イヤホン本体自体が小さいので、それに伴ってバッテリーも小さくなるので稼働時間が少ないのは当然と言えば当然ですが、
その小さな本体で1時間も充電持ちが良くなったのは大きな進化と言えます。
たかが1時間、されど1時間です。
・防水/耐水を比較
AirPodsPro(初代)ではイヤホン本体だけが防水加工がされており、充電ケースは防水に対応しておりませんでした。
しかし今回のAirPodsPro2では充電ケースの方も防水に対応しました。
残念ながら防水の規格自体は上がらなかったので、完全防水にはなっていない模様です。
それでも今作でイヤホン本体、充電ケース、両方が防水に対応したのはありがたいことですね!
・音質と音楽機能を比較
AirPodsPro(初代)ではH1チップでしたが、AirPodsPro2では新しいH2チップが搭載され音質も向上しています。
新しいアルゴリズムによってサウンドの高速処理が可能になり、音が耳に届く瞬間に音を調整して、耳の形に合わせ、よりユーザーに合った音を出力する仕組みになっています。
つまり原音に限りなく近い忠実なサウンドを鳴らすことができるということです。
また、ドライバとアンプとの連携によって、音楽再生中の歪みやノイズを低減し、大きな音量で音を聴いている時でも、クリアな高音と深みのある豊かな低音が楽しめるようになりました。
・周囲の雑音を消すノイズキャンセリングが従来と比べて2倍になった
今回のAirPodsPro2で最も大きく進化したのは、ノイズキャンセリング機能です。
ノイズキャンセリングマイクと後部の通気口が外から入ってくる音を最もすばやく検知できる場所に配置され、新しいドライバと進化した音響アルゴリズムによって、AirPods Pro(初代)と比べて最大で2倍の雑音を消すことが可能になりました。
より一層自分の世界に没頭でき、音楽に集中することが可能になったのです。
ノイズキャンセル機能は周囲の音とは反対の性質を持った音を流してくれる機能で、対になった音同士がぶつかり合うことで音が相殺される仕組みの機能です。
まるで耳を塞いでいる時のように周囲の雑音が聞こえなくなる優秀な機能です。
AirPodsProの1番の魅力といっても過言ではないでしょう・
・アップグレードされた外部音取り込みモード
ノイズキャンリングを効かせながら周囲の音を取り込むことで、ランニングなど周囲の安全を確保しながら音楽を楽しめる「外部音取り込みモード」も新しいH2チップによって大幅にアップグレードされました。
カナル型のイヤホンをしていれば基本的には耳栓をしている時と同じようになるので、周囲の音は聞こえづらくなります。
しかしこの外部音取り込みモードを使用することで、外部の音を取り入れてくれるのでまるでイヤホンをしていないかのように周囲の音が聞こえるようになります。
イヤホンを介して取り込まれた音もまるで本物の音のようでイヤホンをつけていることを忘れてしまうほどです。
新機能の「適応型環境音除去」によって、通過する車のサイレンや工事の音、コンサートでの大音量スピーカーなど大きな周囲の雑音を検知すると、オンデバイスでノイズを処理して、周囲の音がより快適に聞こえるようになりました。
簡単にいうと大きい音を検知するとノイズキャンセルモードのようなモードに一時的になるということですね。
なお、ノイズの低減量や周りの音をどれぐらい取り込むかはiPhoneの設定画面から自由に調整できます。
・AirPodsだけで音量調節が可能になった
AirPodsシリーズ最大の難点を挙げるとすれば、耳元で音量調整が無いが故にiPhoneやApple Watchで操作をし音量調節を行うか、Siriで音量調節するしか無かったという点です。
今作で追加された新しい機能である「タッチコントロール」によってAirPods本体からでも音量調節が可能になりました。
AirPodsイヤホン本体の軸についてある凹んでいる部分を上下になぞるだけで簡単に音量調節が可能です。
もちろん、これまでのAirPods Proと同じように1回つまんで音楽の再生と一時停止、電話への応答と通話の終了、長押しでアクティブノイズキャンセリングと適応型環境音除去を切り替えることも可能です。
・光学センサーから肌検出センサーにアップグレード
AirPodsは耳から外すと自動で音楽を一時停止し、再び耳に入れると自動で再生を再開するスマートな機能が備わっています。
AirPods Pro(第1世代)では、デュアル光学センサーで光明るさと暗さを判別して、耳への出し入れを検知していましたが、ポケットやカバンに入れた時でも耳に装着したと判断して、誤作動することがありました。使っていないのにAirPods Proのバッテリーが切れていたのはこのせいでしょう。
AirPods Pro 2では、進化した新しい肌検出センサーによって正確に耳への出し入れを検知して、音楽を自動で一時停止および再生することが可能になりました。
無駄なバッテリー消費をこれで無くせます。
・便利さを追求し進化した充電ケース
充電ケースは、紛失してもすぐに発見できるように大きく進化しました。
ケースの側面にストラップホールが追加されたたので、リュックやカバンに取り付け可能になりました。
ポケットに入れたり、どこかに置き忘れたりすることはこれで少なくすることができるでしょう。
さらに、AirTagと同じU1チップを新たに搭載したことで正確な位置の追跡が可能になりました。
置き忘れたAirPods Pro 2の充電ケースをiPhoneの探すアプリで、どの方向にあるのか確認しながら見つけることが可能です。
スピーカーも内蔵されたことで、より大きな音を鳴らしてAirPods Proの位置を確認して見つけることができます。
なくより探しやすくなった新しい充電ケースの誕生です。
まとめ:AirPodsを買い替える必要はあるのか?
ここまでAirPods Pro 2とAirPods Pro(初代)の違いを解説させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
新しくなったデザイン、ノイズキャンセル機能の向上と、目新しいアップデートはありませんでしたが、普段使いする際の機能は大幅な進化を遂げたのは事実です。
1番の魅了はなんといっても、最大2倍の雑音を消すことができる新しいノイズキャンセリング機能です。通勤や通学の電車内や図書館、カフェなどで勉強や作業するときに、より一層集中することができるでしょう。
そして今作で追加された新たな機能、スワイプ操作による音量調整です。
これまでは音量を調整したいだけなのにわざわざ手首を上げてApple Watchのデジタルクラウンを回したり、ポケットからiPhoneを取り出す必要がありました。Hey Siriを使って音量調整をする人はほとんどいないと思いますし、見たことも聞いたこともないです。
あって無いような機能だと言えます。
これからは耳元で指を上下に動かすだけです。iPhoneやApple Watchに手が伸ばしづらい状況でAirPodsを使用している人にとって魅力的な機能です。
価格は39,800円と、初めてAirPodsデビューするユーザーにとっては手を出しづらい価格です。
目新しいアップデートでは無いため、わざわざ約4万円を払って買い替える必要はないのではないか?と個人的には思っております。
現在使っているAirPodsの電池が全然持たなくなった、片方から音が聞こえなくなったなど、故障した場合でやむおえず購入することになった場合に購入するのがベストだと思います。
また、iPhoneユーザーでAirPods Pro以外のモデルのイヤホンを使用しているのであれば、今すぐに買い換えることをオススメします。
Apple製品は同じAppleのデバイスでこそ最高のパフォーマンスを魅せてくれます。
不要になったAirPodsはどうする?
買い替えを検討していて、少しでも新しいAirPodsの購入代に充てたいという方は買取に出してみてはいかがでしょうか?
本体の使用感や、バッテリーの充電持ち、付属品の有無などによって買取金額は前後してきますがそのまま持っているよりは売って新しい物を買うための資金に変えてみるのも一つの手だと思います。
立川エリアで買取の評判がいいお店の一つをご紹介いたしますので、買取を検討している方は店舗へお問い合わせしてみても良いかと思います。