【iPhoneSE2 修理 栄】
●iPhoneSE2
●水没洗浄＋画面交換＋バッテリー交換
●約1時間
こんにちは！
本日は、栄よりお越しの客様のiPhoneSE2を修理いたしました。
ご相談内容としましては、「お風呂に落としてしまって、そこから起動しなくなってしまった・・・」、とのこと。
壊れていないか心配でつい電源をつけてしまいがちですが、実はこれ水没時のNG行為なんです！！
iPhone7以降の端末には防水性能が搭載されておりますが、完全防水ではございません。あくまでも生活耐水になります。
また経年劣化で水没性能を担っているパッキンの緩みなどでどうしても端末内部にまで水分が侵入してしまうことがあります。
そこへ電源をつける、即ち通電行為をしてしまうと電気を流すことになるのでショートして壊れてしまう恐れがございます。
その他のNG行為として、
・水を出そうとして端末を振る
端末を振ると、中の水分が水没していない箇所にまで移動してしまい、結果、より多くのパーツの故障につながってしまいます。
・充電する
これは起動させるのとと同じ理由です。通電行為でショートするリスクがございます。
・ドライヤーで乾かす
これも実はNG行為なんです。早く乾かせるからOK、と思いがちですがドライヤーの熱によって基盤が壊れてしまう危険がございます。
また、ドライヤーの風で水分が移動してしまい他パーツの水没につながります。
・放置
水没しても防水性能のおかげで何の問題もなく使えるケースも多くあります。
ただ中に水が残った状態のままだと、いずれ水分が乾き、それと同時に錆や腐食が発生します。
最悪の場合基盤が故障、修理不可の状態にまで壊れてしまう危険があります。
さて今回の修理の流れとしてはまず、中の水分や汚れを取り除くために無水エタノールを使用して内部洗浄を行います。
そして次に、新しいパネルと新しいバッテリーを仮付けし起動チェックを行います。
今回はこの段階で起動が確認取れましたので、基板故障由来の起動不良は免れたことになります。
次に壊れているパーツの特定をしていきます。
バッテリーは新品、パネルは元のパネルを付け起動してみると画面はつきましたが水没の影響か、液晶に水分がにじみ出ておりまともに使える状態ではありませんでした。
次に、新品パネルと元のバッテリーにて動作チェックを行ったところ、起動が確認取れませんでした。したがって水没の影響によりバッテリーが故障してしまっているものと特定できます。
したがって今回の修理は、内部洗浄＋パネル交換＋バッテリー交換となりました！
1時間後、正常に起動するようになってiPhoneSE2をみてお客様も大変喜ばれておりました！！
よかったです(^^♪
また、今回は起動が確認取れましたが仮に基盤が故障してしまっていて起動が確認できなかった場合でも、基板修理対応が可能ですのでご安心ください！！
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