Galaxy S20Ultraの液晶交換修理!!
こんにちは!
スマホクリニック栄セントラルパーク店でございます。
本日は、以前修理をさせていただきました Galaxy S20Ultra についてご紹介していきたいと思います!
今回ご来店いただいたのは、名古屋市内よりお越しのお客様でお悩みとしては、落とした時の衝撃による画面下部のひび割れと破損による発光でした。
お持ち込み時の状態がこちら。
※画面上部は破損による発光ではなく、照明機器の映り込みです。
また、タッチ操作が中央付近と下部が全く効かない状態でした。
GalaxyS20Ultraというと、2020年の7月に発売されたモデルで約1年半前の物にはなりますが、当時のフラッグシップモデルとして発売されたこともあり、高価で高性能のスマートフォンです。
当然端末が高ければ、パーツのお値段も上がるので修理料金はリーズナブルとは言い難いです。
ただ、現状タップが出来なくバックアップが取れない状態で、どうしてもデータが欲しいとの事で修理をご依頼いただきました。
【修理手順】
①バックパネルを取り外す
Androidスマホの分解方法は大きく分けて二通りございまして、iPhoneのように画面側から分解していくタイプと、背面のバックパネルから分解していうタイプの2種類です。
今回のGalaxy S20Ultraの場合は、バックパネルから分解していくタイプのものとなりますので、バックパネルを取り外していきます。
といっても簡単に剥がれてくれるものではなく、強力な接着シールによってくっついております。
※まぁこれは防水性能の役割も担っているため仕方がないことではあります・・・。
ではどうやって取り外すのかというと、温めます!
シールの接着力が弱くなるまで熱を加えてピックやへらなどを入れ込み接着を断ち切っていきます。
②コネクタ類を取り外す
バックパネルを取り外せたら、まず最初にバッテリーのコネクタを外しましょう!
電力の供給源であるバッテリーのコネクタを接続状態で修理すると予期しない通電事故が発生するリスクがございます。
③画面を取り外す
画面もバックパネルと同様、本体フレームと接着されているので、再度熱を加えて接着を弱めピックやへらで剥がし取っていきます。
④パネルの動作確認
用意した新品パネルをいきなり取り付けることはせず、必ず動作確認を行います。
Galaxyスマホの構造上、一度接着したパネルを取り外そうとすると、有機ELパネルという液晶パネルよりも脆い性質というのも相まって必ず壊れてしまいます。
ですから、取り付ける前に正常にパネルが動作するかどうかチェックが必要なのです。
正常にタップが反応するかどうかや発色を確認していきます。
⑤組み立て
動作チェックが完了したら次に、接着シールを新たに貼り付けていきます。
この時、以前のシールが残っていると後々接着が浮いてきたり、隙間から水没してしまう恐れがあるので、必ず取り付け前にきれいに掃除を行います!
画面側とバックパネル側に接着シールを貼り付けたら、分解とは逆の手順で組み立てていきます。
くみ上げたら、クランプやクリップで端末を20、30分固定し圧着させます。
圧着完了後、念のため再度取り付けたパネルの動作チェックを行い修理完了です!!
〈最後に〉
いかがでしたでしょうか。
今回は、GalaxyS20 Ultraの液晶交換修理についてご紹介いたしました!
スマホクリニック栄セントラルパーク店では、Galaxyをはじめ
Xperia、Huawei、Zenfone、AQUOS、Pixelなど、多くのAndroid修理ラインアップをご用意しております。
修理店探しでお悩みの際は、ぜひ一度当店へとご相談くださいませ!!